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実験!ウッドプランクグリル (@天草ヒノキ感謝の会)

2021.12.06

Posted by haradarumiko

アメリカではBBQの定番ともいわれ、日本にもじわじわ上陸中。この秋は都内レストランでも提供され始めたウッドプランクグリル。その名の通り木の板(ウッドプランク)の上に食材を置き、直火で焼く調理法のことです。木の板を通した火入れでしっとり焼き上がり、木の燻味が加わる、って、とっても美味しそうではありませんか?燻製といえば桜の木が王道ですが、ヒノキってどうだろう?天草ヒノキの板で試してみました。

プロの力を借りた方が確かな発見につながると考え、大好きな天草ビストロpicassoの松田シェフにご協力いただき、事前にあれこれ情報&意見交換をして準備をし、「天草ヒノキ感謝の会」でいざ実食!

実際焼いてみて、まず、木の断熱効果はこれほどだったのかとあらためて驚きました。ヒノキは針葉樹ですし、薪ストーブでも焚き付けに使ったり、で、パッと燃えてしまうんじゃ?と思ったのですが。。。火があたっている裏面が燃えても、表面はずっと燃えないんです!木の中にある水分もいい仕事してそうで、じんわり熱が通り、燻味(特に魚!)にも感動です。また、網の上、直火を外して置くことで保温板にもなりそうです。松田シェフの腕と発想にも感謝。この調理法の可能性と面白みを確認できました。端材の有効利用、材料以外の木材利用という点でも意義がありそうで、木×食の可能性、更に考えてみたいと思います。

完璧なBBQグッズの用意と炭おこしを松本建設さん、ヒノキの葉っぱや板や盛器類は原田製材所さん、その他ヒノキプロジェクトのみなさんには会場づくりの力仕事もお願いし、約2年ぶりともなる対策しつつのリアル会食。第一回目の感謝の会は、CLOSEDな会とはなりましたが、いつものみなさま、久しぶりのみなさま、ご支援いただいたみなさまと、あれこれ談義しながらの楽しい時間となりました。

気兼ねなく集まれるようになったら、天草産材の新たな活用をご紹介しながら、「人工林に感謝し、楽しむOPENなイベント」を開催したいと思います。